ゆうちょ銀行の相続手続きについて

亡くなられた方の相続手続きについて記載します(記載されている情報は令和5年4月現在のものです)。
今回はゆうちょ銀行です。

ゆうちょ銀行について
・支店検索リンク
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・金融機関情報
ゆうちょ銀行は日本郵政グループの一つで郵政民営化により2007年10月に誕生しました。1億2000万の口座をもち日本ではトップクラスの金融機関です。また、ゆうちょ銀行の直営店舗は全国で233店舗あり北海道では5店舗となっています。相続手続きについては、直営店舗以外に各郵便局にて対応しております。

1.相続確認表を提出する

ホームページから相続確認表をダウンロードし、必要事項を記載します。
亡くなられた方の氏名、生年月日、住所、記号番号等を書きますので、手元に資料を用意しておくと良いです。
記載が済みましたら、近くのゆうちょ銀行または郵便局の窓口にて提出をします。
この時、記号番号や取引の有無が不明な場合は、相続確認表と併せて貯金等照会書を提出する必要があります。
なお、相続確認表を提出すると口座が凍結されますので、引き落としの予定がある場合はご注意ください。
また、亡くなられた方の取引内容を正確に把握するため、死亡日時点の残高証明書を併せて請求することをおすすめします。

2.貯金事務センターより書類が到着

提出した相続確認表を基に、貯金事務センターより手続きに必要な書類が一式送付されます。
その中に必要書類一覧表という書類がありますので、そちらを参考に書類を用意します。
相続手続きに必要な書類については、別の記事にも記載していますのでご確認ください。

3.書類の提出

書類の用意が出来ましたら、相続確認表を提出した窓口に再度提出をします。
この時、窓口で戸籍等の原本をその場で返却していただき、すぐに別の金融機関で相続手続きをすることも出来ます。

4.相続手続き完了

預金を解約する場合は、不備が無ければ1~2週間ほどで手続きが完了し、解約金は指定のゆうちょ銀行の口座へ振り込まれます。
有価証券の名義変更・移管手続きをする場合は、2週間以上かかることもあります。
なお、ゆうちょ銀行の相続手続きでは、解約金を他行に振込むことは出来ませんのでご注意ください。
ゆうちょ銀行の口座をお持ちではない場合は、新規で口座を開設するか、解約金を払戻証書という証書で換金をする必要があります。

以上がゆうちょ銀行の相続手続きの流れとなります。

金融機関で相続手続きをする前には、戸籍で相続人を確認する必要や、遺産をどのように相続(分割)するかを相続人で話し合う必要があります。また、遺言書がある場合や相続人の中に未成年や認知症等で判断能力が不十分な方がいる場合には、相続手続きの流れが変わることもあります。

札幌相続センターでは相続手続きの代行をしております。相続手続きはご自身で行うことも出来ますが、お困りの際はお問合せください。

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